トップ 移住者インタビュー 電気エネルギーを演出!まちを彩る、縁の下の力持ち

2016.11.01

電気エネルギーを演出!まちを彩る、縁の下の力持ち

トータル・システム・ソリューション

電気はほとんどの場所で使われていますが、“不自由なく”また“新しい場面で”電気を使うためには縁の下の力持ちの存在があります。石川県にある「株式会社別川製作所」は、電気エネルギーを操る制御盤・分電盤・配電盤・システムをお客さまの希望に応えてオーダーメイドで製作し納品しています。この盤とシステムのトータルで納品できる会社は少なく、会社として、「トータル・システム・ソリューション」という言葉を掲げ、どんなお客さまのニーズにも応えています。

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仕事としては、新規の建物が建つ場合のご相談が多く、空調・上下水など一般的な電気制御から飼料システム・新幹線の融雪システムまで、本当に幅が広く、何でも柔軟に対応しています。こんなに電気システムの内容も納品先も幅が広いので、「できないことはない」といった印象です。新しい技術も必要に応じて応え、お客さまのあらゆる期待に応えるべく、全部署が連携して努力している成果が今日までの会社へとつながっています。

昭和27年から石川とともに未来へ

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そんな営業・設計・システム・工場・研究と、全部署がある本社機能は、石川です。全国に支店・営業所がありますが、昭和27年に石川で創業以来、この地に根付いて仕事をしています。石川の魅力は、過ごしやすく、のんびりしていますが、それなりに都会であること。また、全国・海外の拠点としても動きやすいのが特徴です。生まれ故郷に愛着があり、ここに就職されている方も多いそうです。人口の規模感もちょうど良いというお話しもありました。

会社の雰囲気は、仲が良く、離職率も低い、また相談しやすい雰囲気があるとのこと。交流イベントが多く、慰安旅行やボーリング大会など多数企画し運営しており、2007年から、会社の未来と自分達の未来を創造するため、「別川未来塾」を開講しています。講義やグループでディスカッションをして、最後に、社長・役員の方の前で今後の会社への想いを発表する半年のプログラムを繰り返し実施しています。このことから、社員の意識の高さも伺えます。

このように努力を重ね、石川とともに、全国へと羽ばたいています。

自分で考えて実践できることが最大の魅力

また、未来を見据えて、海外にも視野を広げており、日本の工場が多いタイにも2011年に進出しました。タイの方も石川に来て、技術を学び、日本で経験を積んだ技術者がタイにも行き、より会社を拡大していくために、またお客さまの声に応えていくために、今まさに初の海外進出として努力をしています。石川から全国へ。そして海外へ。未来を見据えて羽ばたいているのです。

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最後に、「この会社の仕事の魅力は?」と伺ったところ、大きく2点の達成感が得られるのが魅力だと、総務グループの飯田一人マネージャーと松本貴志サブマネージャーが教えてくださいました。
――自分で考えた製品・システムができたときの達成感
――納められた製品により、新しく電気エネルギーが動き、新しい施設が機能したときに“見える”達成感

自分のつくったものが納品され、まちの人々が喜ぶ姿を目で見られる、こんな素晴らしい仕事がここ石川にあります。電気エネルギーをトータルに、そしてオーダーメイドでお客さまの希望に応えることが強みの別川製作所は未来を見据えて、今日も駆け回ります。

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