21世紀の食文化を拓く、回転寿司トップメーカー

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21世紀の食文化を拓く、回転寿司トップメーカー

日本の回転寿司コンベアシェア率60%

日本人なら一度は目にした事のある回転寿司のベルトコンベア。実は石川県がほぼ100%のシェアを誇り、その内シェア60%は石野製作所です。40年程前、自分の席でお茶を淹れることができる「自動給茶装置付き寿司コンベア」を開発し、瞬く間に日本全国に広がりました。その後も透明カバーを取り付けた「クリアルーフ付きコンベア」。磁石を使って皿を回転させる「チェーンレスコンベア」。注文品をいち早く届けられる「特急レーン」など、様々なヒット商品を生み出し、時代とともに、たゆみなく進化を続けてきました。

「友達とスシローさんやはま寿司さんへ食事に行った際に、うちの会社で作ってるレーンなんだ、と自慢できます。誰に言っても分かって貰えるので嬉しいですね。」サービス部の谷道さん

「部署を問わず、お客様の声を聞いて独自にカスタマイズするアイデアを提案します。また、常にアイデアを聞いて貰える社内環境なので、入社一年目の新入社員のアイデアが製品化されることもあるんです。この前は50年後の回転すしはどうなっているか。という意見を集めたのですが、やはり若い社員の独創的な考えはいいですね。誰にでもチャンスがある会社です。」サービス部の浦野さん

まずトライ、やってダメならまた挑戦

「開発に改善、提案におけるアイデアの募集。この三つは全社員が心がけていますね。世界中に無いものをやってみようと真剣に取り組んでいる会社です。」工場長の小田さんは会社の意向について嬉しそうに語っていました。石野製作所ではコンベアの他に、自動寿司にぎり機や、皿のICタグをスキャンして自動会計するシステムなど、コンベアに止まらず周辺機器の開発も行なっています。そして、そのICタグを利用して一定時間が経過したらコンベアから外れるシステム、自動洗浄したお皿が値段の種類ごとに自動選別されるシステムなど、生まれた一つのアイデアを更に進化させ新しい商品開発に進んでいきます。

知財にこだわる会社

また、最新の製品を考えるだけでなく、店舗さんによってそれぞれ特徴をもった店づくりを徹底しているそうです。全社員から常に改善のアイデアを募集しているからこそ可能な取り組みであり、店舗さんのさらに先、お客さんの笑顔までを考えられているのだと感じました。

「でもたまに、アイデアが時代を進み過ぎちゃいます。需要が出てきた時に、やっと時代が追いついてきたな。と感じることもあるんですよ。」

驚きの言葉でした。石野製作所ではアイデアがある程度肉付けされた時点で権利化しており、常に時代の最先端を行く引き出しをストックしています。トップメーカーを走り続ける企業ならではの取り組みが、シェア60%を誇る由縁なのでしょうね。

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