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株式会社セイクンは電気制御技術で、地域のために

電気制御技術ってわかりますか?


日常のいろいろなところで使われていても、あまり知られていない「電気制御」という技術。制御盤といえば、工場の機械を制御するイメージが強いかもしれませんが、実は違うのです。例えば、マンホール近くにある電気制御盤は、下水の流れを制御するためのものです。水量が一定量を超えないようにポンプを制御するなど、下水にも電気制御技術は使われています。また、より身近だと、スマートフォンの中にも電気制御の技術が使われていて、撮影など1つ1つの動作に電気制御はかかせない存在です。

株式会社セイクン

普段気にすることは無くても、専門技術の力により私たちの生活を円滑に、また工場などの仕事を支えているのが、電気制御の仕事です。ここ石川県の珠洲市に電気制御技術のプロフェッショナル、株式会社セイクンの事業所があります。愛知県に本社があり、東京営業所・大阪営業所・ベトナム営業所と並び、珠洲事業所があります。

地元に根ざすために



愛知県から少し離れた石川県珠洲市に事業所がある理由は、社長の出身地が珠洲市だから。愛知県では30年以上続く株式会社セイクン。ものづくりの愛知県で土壌をかためながら努力し事業を続けてきたので、今度は故郷のために、北陸のためにと、珠洲市で平成20年に事業所を開設しました。社長は、「つくったら何かやれることはあるだろう」とかなり前向きな方で、まずは作るという強い想いで事業所ができた経緯もあるそうです。

最初は土壌をかためるのに、必死!
「できません」と言った時点で仕事はなくなるから、とにかく必死!!
「電気制御と書いてあるから、あそこに持っていったら何とかなるのでは?」という地元の方の飛び込みも多く、そこから地元の認知度が増え、現在へとつながっています。所長の舟木佳昭さんは金沢市出身で、結婚して珠洲市へ移住。生活と仕事を整えながら珠洲市での暮らしをスタートしました。

珠洲市はとてものどかな場所。魚介類・能登牛などおいしい食べ物がたくさん。空気感はゆったりですが、自分で食べるものは自分で作っている兼業農家も多く、生活や仕事を楽しむための“努力”を惜しまない人が多いと感じたそうです。「何もない」からこそ、努力を重ねる。営業所の開設にも通じることがあるかもしれませんね。

セイクン外観

とにかく努力!


珠洲は、高校を卒業した約9割近くの人が一旦外へ出ていくという結果があります。観光で来る人は多いのですが、根付く人は少ないといいます。
珠洲市に働ける場をつくることでこの地に根付く人が増えればという想いと、電気制御技術で少しでも地域のために。
そんな想いで、今日まで毎日努力してきたと話す舟木さん。
能登には電気制御を専門にする会社はほとんどなく、困ったときにすぐ来てくれる会社がないといいます。お客様のニーズに応えるため、打合せから電気設計、制御盤設計、電気工事、立会試運転まですべて一貫しておこなえるように、体制づくりをしていますが、人材が不足しています。募集している人材は、電気工事全般に興味がある人。何よりも、自分で率先して物事ができ、好奇心旺盛な人。

好奇心があれば、努力ができる。会社にはたくさんの本がずらっと並んでいます。機械は英語もあれば、ドイツ語もある。その勉強もしながら、困っているお客様のために対応します。舟木さんも小学校の実験が好きだったことから以前は電気やさんに勤めていましたが、電気制御については一から勉強しました。「都会は専門があれば生きていけるが、能登では違う」と専門知識以外も、努力を惜しまない舟木さん。だからこそ、この珠洲市で少しずつ業務を拡大してきたのでしょう。

また、セイクンという社名は、「生きる訓練」=「生訓」からついた社名とのこと。まさに生きる訓練をしながら、個人も成長し、会社も成長し、地域社会とともに成長してきたセイクン。
セイクンの方々も含め、珠洲市には努力を惜しまない熱い人たちがたくさんいます。映画やテレビでも最近話題になった元気があるこの地で、専門技術を持ち、地元に根付いて暮らしてみませんか?
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